更新日程(仮)

月〜木曜日 【閃空輝光
土曜日 【真紅の絆】か【この青い、世界の下で。
     または短編、あるいはお休み。
金曜日 【キミとの、最後の思い出。】(改稿版)。
   記事タイトルは【L your M】で表記します。
日曜日 詩 or お休み。(予定)

その他、連載または連作物は不定期に、土曜日に更新予定。


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【閃空輝光】3章10

3章:刻まれる紋章、二人が行く道。 10


 普通ならば。
 氷結に打ち貫かれながらも、立ちふさがる。
 痛みに呻き、なおも睨み。
 アースデーモンが片足を上げた。

「――っ! レイ、来るよ!」

「まさか、それっ?!」

 地を踏みつければ、地響きと共に地割れが起こる。
 グランドブレイク(大地を壊す力)。
 どこがどう割れていくか。それは誰にも分からない、ランダムの技。
 運がよければその場で立ち止まっていられる。
 けど、それはギリギリで見極めなければならない。
 四方八方に地割れが走る。
 そこから更に枝分かれし、

「ちっ!」

 レイが顔に似合わず、舌打ちをして横に飛ぶ。
 宙に浮かぶ隙を、アースデーモンは見ていた。
 ――まずいっ!
 咄嗟に判断し、詠唱に入る。
 少しでもダメージを軽減させなければならない。

「燃え盛れ炎! そして我らを守りたまえ! フレイムシールド(火炎の盾)!」

 同時に、グランドブレス(大地の息)が放たれる。
 レイは着地したばかり。体勢はまだ崩れたまま。
 中間地点に発動したシールド。
 だけど、あっさり打ち破られた。

「レイ!」

 叫ぶ私。
 彼は振り向き、大地に手を当てた。

「――フォレストレジスト(森林の抵抗)!」


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