【閃空輝光】3章08
3章:刻まれる紋章、二人が行く道。 8
大地が、異形のモノに形成されていく。
身の丈は、人が三・四人分はあるだろう。
突き出た牙。
鋭い爪。
背後には長い尾。
背からは悪魔のような翼。
それはどこからどう見ても、ドラゴンそのもの。
まるで、この先を守るかのように現れた。
――アースデーモン!
彼が遭遇しなかったことは、奇跡だ。
「――ここまで、アリガト」
馬から降り、手綱を放す。
二頭の馬が無事に逃げ切れるかは分からないけど、これ以上ここに居るよりはマシだ。
「で。水と地、相性としては?」
「良くもあるし、悪くもある」
「ボク次第?」
「そーゆーこと。じゃ、さっさと片付けるってことで先手必勝、ブレイズヒート(爆発する熱)!」
両手の間に、大気中の熱エネルギーを集約させ。
突き出し、呪文を放つ。
それは触れると、爆発する。
だから爆発する熱――ブレイズヒートなのだ。
欠点を上げるとするなら、周囲の温度も上げてしまう所か。
更にもう一つ。
周りは燃えやすい木が生い茂っている。
森林火災を引き起こさないとも限らずで、呪文は限定されてしまっていた。
NEXT→3章 9

大地が、異形のモノに形成されていく。
身の丈は、人が三・四人分はあるだろう。
突き出た牙。
鋭い爪。
背後には長い尾。
背からは悪魔のような翼。
それはどこからどう見ても、ドラゴンそのもの。
まるで、この先を守るかのように現れた。
――アースデーモン!
彼が遭遇しなかったことは、奇跡だ。
「――ここまで、アリガト」
馬から降り、手綱を放す。
二頭の馬が無事に逃げ切れるかは分からないけど、これ以上ここに居るよりはマシだ。
「で。水と地、相性としては?」
「良くもあるし、悪くもある」
「ボク次第?」
「そーゆーこと。じゃ、さっさと片付けるってことで先手必勝、ブレイズヒート(爆発する熱)!」
両手の間に、大気中の熱エネルギーを集約させ。
突き出し、呪文を放つ。
それは触れると、爆発する。
だから爆発する熱――ブレイズヒートなのだ。
欠点を上げるとするなら、周囲の温度も上げてしまう所か。
更にもう一つ。
周りは燃えやすい木が生い茂っている。
森林火災を引き起こさないとも限らずで、呪文は限定されてしまっていた。
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