【閃空輝光】1章01
1章:二人の出会い、二人の旅立ち。 1
運命の出会いと言うもので、人生が上手く行ったりする時もある。
それは稀で。
逆に、運命の出会いが人生を狂わせて行く、と言うのを多く聞く。
出会わなければ良かった、と。
人は何度、運命の出会いを感じるのだろう。
ある人は、それが初めてと言い。
またある人は、二度や三度目だと言った。
私の場合、出会いは一度限りにしておきたい。
いや、一度きりで十分だ。
もう二度と誰かと出会いたくない、のは贅沢だろうけど。思わずには居られないのである。
辛い思いをしてしまうのは、目に見えて分かっていたことだから。
だから、目の前で繰り広げられている魔物との戦闘も、見なかったことにしようと思う。
魔物は獣が腐ったようなもの。俗に言うゾンビ(腐食獣)だ。
それに挑んでいるのはたった一本の剣で、しかも軽装だ。どこかの村の一般人のような出で立ち。
関わらない方がいい。
「そこの人! 剣の心得があるなら加勢してくれ。ちょっと手に負えそうにない」
無視をしよう。
このまま聞こえなかったフリをして、背を向けることもできた。
できたのに、身体が動かなかった。
別に、正義感が旺盛なワケじゃないのに。
無視できなかった。
さっきまでの決心やらはどこへ行ったのか。
自分に情けなさを覚え、諦めてため息を吐いた。
「手に負えないなら、何で挑んでるの?」
「いや、実力を試そうとしただけなのだが」
「はあ?」
素っ頓狂な声が飛び出る。
己の力量くらい、剣を心得る者なら分かっているはずだ。
知らずに挑むとは、どこのバカか、または狂戦士か。
「事情はあとで説明する」
「……聞きたくないって思うのは気のせいかな?」
ビンゴだ。
こういう時の女の勘ほど当たるものはないと、いつかの占い師が言っていた。
確かに、占いは当たっていたけど。
「いいから頼む。ほら、左から」
「ちょっ、もう巻き込まれてるし。あとできっちりキッパリ説明してよね?!」
NEXT→1章 2

運命の出会いと言うもので、人生が上手く行ったりする時もある。
それは稀で。
逆に、運命の出会いが人生を狂わせて行く、と言うのを多く聞く。
出会わなければ良かった、と。
人は何度、運命の出会いを感じるのだろう。
ある人は、それが初めてと言い。
またある人は、二度や三度目だと言った。
私の場合、出会いは一度限りにしておきたい。
いや、一度きりで十分だ。
もう二度と誰かと出会いたくない、のは贅沢だろうけど。思わずには居られないのである。
辛い思いをしてしまうのは、目に見えて分かっていたことだから。
だから、目の前で繰り広げられている魔物との戦闘も、見なかったことにしようと思う。
魔物は獣が腐ったようなもの。俗に言うゾンビ(腐食獣)だ。
それに挑んでいるのはたった一本の剣で、しかも軽装だ。どこかの村の一般人のような出で立ち。
関わらない方がいい。
「そこの人! 剣の心得があるなら加勢してくれ。ちょっと手に負えそうにない」
無視をしよう。
このまま聞こえなかったフリをして、背を向けることもできた。
できたのに、身体が動かなかった。
別に、正義感が旺盛なワケじゃないのに。
無視できなかった。
さっきまでの決心やらはどこへ行ったのか。
自分に情けなさを覚え、諦めてため息を吐いた。
「手に負えないなら、何で挑んでるの?」
「いや、実力を試そうとしただけなのだが」
「はあ?」
素っ頓狂な声が飛び出る。
己の力量くらい、剣を心得る者なら分かっているはずだ。
知らずに挑むとは、どこのバカか、または狂戦士か。
「事情はあとで説明する」
「……聞きたくないって思うのは気のせいかな?」
ビンゴだ。
こういう時の女の勘ほど当たるものはないと、いつかの占い師が言っていた。
確かに、占いは当たっていたけど。
「いいから頼む。ほら、左から」
「ちょっ、もう巻き込まれてるし。あとできっちりキッパリ説明してよね?!」
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コメント
- >伽羅サマ〜
ありがとう御座います。頑張りました新連載!
マイペースですが、宜しくお願い致します。
そうなんです。書いていたら、おんにゃのこになってしまいました
一応、男の設定で創っていたのですが、書き始めたら『あれ?』と。
いえいえ、腐のままで大丈夫です。どこかでほんのりと出そうかなと企んでますから。
とりあえず、ノーマルで(笑)
- おぉ!!
- 始まりましたね!新連載!!
おめでとうございます!←(これでいいのかな?/笑)
うんうん!分かる分かる!!
と前半頷きつつ拝読・・・。
・・・って、この主人公、女の子だったんですね?
わたしゃしっかり腐女子の頭で読んでしまっていたので、
男の子だと決め付けていたよ・・・ハハハ
次回からは普通の主婦に変身してから出直してきますねん♪
続き、頑張ってくださいませなぁ〜〜♪









