更新日程(仮)

月〜木曜日 【閃空輝光
土曜日 【真紅の絆】か【この青い、世界の下で。
     または短編、あるいはお休み。
金曜日 【キミとの、最後の思い出。】(改稿版)。
   記事タイトルは【L your M】で表記します。
日曜日 詩 or お休み。(予定)

その他、連載または連作物は不定期に、土曜日に更新予定。

20080704

  1. 2008/07/04 【閃空輝光】3章08

【閃空輝光】3章08

3章:刻まれる紋章、二人が行く道。 8


 大地が、異形のモノに形成されていく。
 身の丈は、人が三・四人分はあるだろう。
 突き出た牙。
 鋭い爪。
 背後には長い尾。
 背からは悪魔のような翼。 
 それはどこからどう見ても、ドラゴンそのもの。
 まるで、この先を守るかのように現れた。
 ――アースデーモン!
 彼が遭遇しなかったことは、奇跡だ。
 
「――ここまで、アリガト」

 馬から降り、手綱を放す。
 二頭の馬が無事に逃げ切れるかは分からないけど、これ以上ここに居るよりはマシだ。

「で。水と地、相性としては?」

「良くもあるし、悪くもある」

「ボク次第?」

「そーゆーこと。じゃ、さっさと片付けるってことで先手必勝、ブレイズヒート(爆発する熱)!」

 両手の間に、大気中の熱エネルギーを集約させ。
 突き出し、呪文を放つ。
 それは触れると、爆発する。
 だから爆発する熱――ブレイズヒートなのだ。
 欠点を上げるとするなら、周囲の温度も上げてしまう所か。
 更にもう一つ。
 周りは燃えやすい木が生い茂っている。
 森林火災を引き起こさないとも限らずで、呪文は限定されてしまっていた。


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